多焦点眼内レンズと、先進医療特約保険について…

2018年3月28日

多焦点眼内レンズと、先進医療特約保険について…

白内障手術は技術の進歩に加え、選択できる眼内レンズの種類も増えてきました。大きく分けると、単焦点レンズと多焦点レンズがあります。

単焦点レンズは一か所にピントを合わせているので、遠くに合わせると近くが見えなくなり、近くに合わせると遠くが見えなくなります。手術後の生活には適宜、眼鏡が必要になります。

多焦点レンズは単焦点レンズとは異なり、遠くと近くの両方にピントを合わせることができます。よりしっかりとピントを合わせたいときは眼鏡を装用した方が良い場合もありますが、眼鏡の掛けはずしが減ることにより、快適な生活を送ることができます。

多焦点レンズを用いた白内障手術は、厚生労働省の定める先進医療です。当院は厚生労働省認定の先進医療実施施設ですので術前・術後の診察、検査等に保険が適応されます。また、民間医療保険の【先進医療特約】に加入されている場合は、先進医療に関する費用が全額給付されることもあり、患者様の負担が軽くなります。詳しくは、加入されている民間医療保険会社にご確認下さい。

人生100年時代の到来…。ライフスタイルに合わせて、レンズも選択する時代です。

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